皆様、お久しぶりです(⌯'ᵕ'⌯)/´-
最近のお昼は、暑かったり、春らしく涼しかったり日によって温度差がありますね。
私は衣替えをまだしていないので、よくお洋服に迷います(;´∀`)
そして、気圧変動が盛んになって参りましたね。
偏頭痛持ちの皆様は、無理しない程度にご活動くださいませ。
明日から5月ですね!!早い∑(๑ºдº๑)!!
ゴールデンウィーク中の皆様は、ゆっくりお休みくださいませ。
春は忙しかったり、気を張っていたり、陽気になっていたりと、
健康面に留意した行動がとりづらくなる季節です。
体調管理に気を付けて、元気に5月を過ごしましょうね♡♡
では、本題の言語の比較をして参りたいと存じます。
個人学習では、辞書を引いて、格変化や構造を理解して、
身につける練習をする方法を用いますが、
比較言語では、対象とする言語を調べ、その対象の社会史を学び、
古代の文字や文化を含めて理解する必要があり、
どのようにまとめるか試行錯誤しました。
当初(ありがとうの記事を書いた時)は
文法から入った方が分かりやすいかもしれないと考えましたが、
発音(外国語)や名詞の性に馴染みがない方にとっては
初めにご紹介した方が良いかと考え直して
急遽悩んでいた名詞を決めて記事を書くことにしました。
今回の記事は、名詞について触れております。
ちなみに、比較する名詞を決めるまで、3ヶ月くらいかかりました。
今回の記事では、以下の言語についてご紹介しております。
(名詞の性がない)
英語
(名詞に男性、女性がある)
スペイン語、フランス語、ポルトガル語、
イタリア語、アイルランド語
(名詞に男性、女性、中性がある)
ドイツ語、ロシア語、ギリシャ語、アイスランド語
(その他)
標準中国語、ヒンディー語、標準アラビア語
*.꒰ঌ-----୨୧-----໒꒱.*
【○○(日本語)】
△△(綴り字) /□□(言語名)
✕×(カタカナ表記)
※カタカナ表記はGoogle翻訳の発音やインターネット上の記事などを参考にしております。
※アラビア語の綴り字は右から左へ読みますが、カタカナ表記は左から右へ記しております。
*.꒰ঌ-----୨୧-----໒꒱.*
【夜】
night /英語
ナイト
noche /スペイン語 女性名詞
ノチェ
nuit /フランス語 女性名詞
ニュイ
noite /ポルトガル語 女性名詞
ノイチ(ノイテ)
notte /イタリア語 女性名詞
ノッテ
oíche /アイルランド語 女性名詞
イーヒャ
nacht /ドイツ語 女性名詞
ナハト
ночь /ロシア語 女性名詞
ノーチ
νύχτα(Νύχτα) /ギリシャ語 女性名詞
ニフタ
nótt /アイスランド語 女性名詞
ノートゥ
夜晚 /中国語(繁体字)
イエウァン
रात /ヒンディー語
ラート
ليلة /アラビア語
ライラ(レイレ)
.:*♡蛇足と考察♡.*・゚
どうして「夜」は、女性名詞が多いのでしょうか?
その答えを探すヒントとして、神話があげられます。
ギリシャ神話(紀元前15世紀頃)の夜の女神様の名前は、ニュクス(Nýx)です。
北欧神話(9~12世紀頃)の夜の女神様の名前は、ノート(Nótt)です。
マオリ神話(?)の夜と死の女神様の名前は、ヒネ・ヌイ・テ・ポ(Hine-nui-te-pō)です。
インド神話(紀元前1500年~紀元前900年頃)の夜の女神様の名前は、ラートリー(Rātrī)です。
※()の神話創作年は通説を基にしました。
ギリシャ神話、北欧神話、マオリ神話、インド神話で「夜」の神は、女神ですので、
名詞「夜」にも女性名詞が定着したと考えられます。
また印欧祖語(インド・ヨーロッパ語族)の「夜」は、Nから始まり、
共通の起源を持つ単語(同根語)として考えられるそうです。
印欧祖語のアイルランド語ではoから始まりますが、
名詞の性は女性名詞という共通点を持っております。
同根語の概要は、wikipedia様をご覧下さいませ。
次は、言語によって性別が異なる単語をご紹介します。
【火、雪、氷】
fire, snow, ice /英語
ファイヤー、スノー、アイス
fuego, nieve, hielo /スペイン語 男性名詞、女性名詞、男性名詞
フエゴ、ニエベ、イエロ
feu, neige, glace /フランス語 男性名詞、女性名詞、女性名詞
フー、ネージュ、グラス
fogo, neve, gelo /ポルトガル語 男性名詞、女性名詞、男性名詞
フォーゴ、ネーヴィ(ネーフ)、ジェーロ
fuoco, neve, ghiaccio /イタリア語 男性名詞、女性名詞、男性名詞
フオーコ、ネーヴェ、ギアッチョ
tine, sneachta, oighear /アイルランド語 男性名詞、男性名詞、男性名詞
ティーナ、スニャクタ、アイズン(アイジス)
feuer, schnee, eis /ドイツ語 中性名詞、男性名詞、中性名詞
フォイアー、シュネー(シュニー)、アイス
огонь, снег, лед /ロシア語 男性名詞、男性名詞、男性名詞
アゴーニ、スニェーク(スニヤカ)、リョート
φωτιά, χιόνι, πάγος /ギリシャ語 女性名詞、中性名詞、男性名詞
フォティア、ヒオーニ(ショー二)、パーゴス(パーゴシュ)
eldur, snjór, ís /アイスランド語 男性名詞、男性名詞、男性名詞
エルダシュ、スニョーフ、イス
火、雪、冰 /中国語(繁体字)
フゥオ、シゥイ(シゥェイ)、ピン
आग, बर्फ, बर्फ /ヒンディー語
アーグ、バルフ、バルフ
نار, ثلج, جليد /アラビア語
ナール、サルジュ、ジャリド
°ʚɞ° 補足 °ʚɞ°
ヒンディー語では、雪と氷を同じ単語で表現するそうです。
アラビア語のサルジュ(雪)は小さい氷という意味がある為、
サルジュ(氷)としても用いられます。
.:*♡少しだけ蛇足と考察♡.*・゚
【火に関わる神話の神】
・ギリシャ神話:炎の男神ヘーパイストス(Ἥφαιστος)
・ギリシャ神話:炉の女神ヘスティアー(Εστία)
・ローマ神話:火の男神ウゥルカーヌス(Vulcānus)
・ローマ神話:炉の女神ウェスタ(Vesta)
・ケルト神話:火の女神ブリギッド(Brigit)
・インド神話:火の男神アグニ(अग्नि)
・北欧神話:火の男神ロキ(Loki)
上記の神話では、「火」がFから始まる理由が分かりません。
しかし、ロシア語のアゴーニ(огонь)とアーグ(आग)は
インド神話のアグニを由来としていることが推察できます。
「火」がFから始まる理由は長くなる為、次回に記載しますm(_ _)m
雪や氷の神様は少ない為、割愛させていただきます。
雪と氷の考察は、「火」がFから始まる理由の後に記載したいと存じます。
気になるところが多いですが、今回の記事はここまでです。
何種類もの言語を打つことは
根気のいる作業ですので、
私が気になったトピック(言葉)を
毎回一つご紹介するに止めさせていただきます。
と、記しつつ他の言葉も……( *´艸`)クスクス
ご覧いただき、ありがとうございました♡♡
少し賢くなった自分に万歳٩(๑>ᴗ<๑)۶
以下、広告です。